【サーフィン】海に入らないのも勇気。Lennox Headのグランドスウェルと北風で、アウトでは6ftのでっかい波が炸裂していた。






グランドスウェルがやってくる。何だか分からないが、とにかく波がデカくなるんだ。

仕事が休み?

だったらレノックスヘッドに行かなきゃならない。

ってのがぼくの定番サーフィンなのである。

前の晩は興奮しすぎてすぐに寝て、起きたら午前3時半だったからね。




今回のグランドスウェルは南の方からやって来て、今朝についての予報では4‐5ft、Primary 2.1m 13s 154° SSE, Secondary 1.2m 8.2s 80° Eとなっていた。

つまりレノックスヘッドには、思いっきりサイズの大きいパワフルな波が立つってことになっていたのだ。




午前8時半に家を出発。

ゴールドコーストからレノックスヘッドまでは距離にして約102㎞。

法定速度の110㎞を守れば1時間ちょい掛かるが、バイロンベイから先のハイウェイがリニューアルされた後の走りやすさが半端なく、つまりもうちょっとスピードに乗って行けば、1時間ちょうど位で到着するのだ。




世界有数のヘビーなポイントブレイクに、家から1時間で行けるなんて幸せ過ぎるぞ。

遠いけど、すぐに到着レノックス。

このグランドスウェルはかなりパワフルで、久々のレノックスのヤバデカい波を期待していたのだが、北風がね、ちょっと強すぎた。



6ノット位って言われてたからあまりアフェクトしないと思ってたのだが、到着してみたらやはり思いっきりやられてた。

レノックスヘッドには10ノット位の北風がもろに吹き込んでて、コンディションは荒れてた。

太いうねりがゆっくりと入っており、アウトでは6ftはあるデカ波が炸裂していた。




入っていたサーファーは約30人で、みんな長いボードでチャージしており、面がガタついててそれだけで結構なサイズがあったのだが、ボードがパタパタ弾かれててかなりチャレンジな波だった。



ワイプアウトした奴らは、レノックス独特の水量の多い分厚いスープをモロに食らっていて、なかなか浮かび上がって来なかったので、見てるこっちは冷や冷やした。

ここはぼくにとってバーレーヘッズの次に好きなポイントブレイクであり、それなりにThe Dayの経験もある。

だからこんなヤバいコンディションでもナーバスになることは無いのだが、自分の持っているボードではメイクできる波では無かった、とゆうのはすぐに分かった。



こんな時はゲッティングアウトすらできない、予想が外れてコンディションが良くない、といったところから生まれる悔しい気持ちよりも、大自然のパワーをその場で感じることができた嬉しさの方が遥かに上回ったのだった。

写真やウェブカメラでは分からないものが、目の前のブレイクにあるんだから。





上がってきたサーファーに声を掛けて、アウトではどんなことになっているのかを聞いてみた。

「サイズがあってすごく楽しい波だよ。北風が入ってるからよじれちゃってるけど、ここは西風に変わるとめちゃくちゃいい波になるんだよ」

と話してくれた。



まぁそれを聞いたあとでも、ぼくはパドルアウトしないと判断した。

いい波の時だけしかサーフィンしないのか?

なんて言われかねないし、そんなことを言われたら悔しくてしょうがないが、これは自分にとって最善の自己判断だったのだ。



今回のグランドスウェル、レノックスヘッドの6ftの波はパスした。

これがサーフィンってもんだ。

いい時もあれば、そうじゃない時もある。

自分ではどうにもならない日ってのもあるんだよな。

自分の大好きな場所、レノックスヘッドまで足を運べたことに喜びつつ、次回のチャンスに期待したい。





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