【サーフィン ゴールドコースト】デカ波がやって来そうなので改めて考えてみた「ワイプアウトしちゃったとき、水中での対策」








10月中旬、低気圧でサイズアップ


こちらゴールドコーストは10月に入って初夏をむかえており、現在は停滞している低気圧におおわれた、どんより天気の真っ只中である。

低気圧っていっても1015hPaの、風が強く時々激しい雨が降りつけることがあるぐらいで、そんなにたいしたことはない。

洗濯物を外に干せないうちの奥さんには申し訳ないが、乾燥機のアツアツの温もりも嫌いじゃないんだよね。








バーレーヘッズの朝


風が吹きやまなかった今朝のサンライズは、午前5時12分。

海のコンディションはかなりラフでチョッピー、それに加えて流れも強かった。

波のサイズはムネカタくらい。

朝はロータイドからの上げ込みでまだ浅かったせいか、カレントレベルが7といったところ。

ちなみにレベル10は、全力でパドルしても前に進まない状態である。

まぁ荒れた海といってもおかしくない今朝のバーレーヘッズでは、ワイプアウト祭りもちらほら開催されてた。

ワイプアウトってはたから見てるとどうってことなさそうなんだけど、実際食らってる本人は、生きるか死ぬかの瀬戸際なこともある。




ほんとワイプアウトって危なくて怖いのだ。





ワイプアウトの時ってどうなってるのか?


水中に放りなげられてから、大きな渦巻きの中で洗濯機状態でもみくちゃにされる。

どっちが海底か水面か、上下が分からなくなってしまう。

テイクオフまでに必死でパドリングしてきたおかげで、心拍数は上がった状態。

そんなにところからワイプアウトした、ぼくの身体の中の酸素はとっても少ない状態。

だからほんの数秒で酸欠になる。

空気が欲しい‼‼‼

水中でもみくちゃにされてる時って、どうもがいても水面に上がってこれないのだが、身体の中の酸素はレッドゾーン‼‼‼

こういったこともたまにあるのだが、これはほんとにヤバい状態だ。

そんな経験しながらも、今までこうして生きてこれてるのが奇跡だといえるくらい、ギリギリの状態になることもある。






サーフィン映画 「マーヴェリックス/波に魅せられた男たち」でのジェイは海の中で死んじゃったんだけど、たぶんこのギリギリの状態の向こう側だったんだろうな。

これほんとにワイプアウトって、生きるか死ぬかの瀬戸際。

できれば経験しない方がいいと思う。








さてワイプアウトへの対策である。


いくつかあるのでざらっと並べてみよう。



  • 自分のレベルに見合った波に乗り、転ばないようにする。


  • 普段から肺を鍛えておく。




  • 参考記事
フィンが頭のてっぺんに突き刺さり、おもいっきり流血するとゆうアクシデントに見舞われた事があった。



海底まで行ったらどのくらい息を止めてられる?












ワイプアウトしてしまった場合。

水中に投げ出されたら、両腕で頭を抱えて身体を小さく丸める。 

これはボードやフィンでケガしないようにするためと、手足をぶらぶら遊ばせてる状態から、水圧で筋肉や関節が変な方向に曲がって負傷するのを防ぐため。



ある程度もむくちゃにされ、自分の上から波が通り過ぎたら、片手を真上に出して、水面を目指し浮上する。

腕を上げておくことで水面に出た瞬間が分かるのと、自分のサーフボードを水中から突き上げないようにするためである。



もしもフィンの下から突き上げてしまったら、フィンがアタマに刺さってケガをするのはいうまでもない。

これはぼくも経験あるからね(笑)




水面に上がる頃には酸素が欲しくてしょうがない状態だ。

ぐに息を吸わなければならない。

その時に気を付けなければならないのは、海水を飲み込まないこと。

息を吸う時は顔を十分に水面に出して、次の波が襲ってきてないことを確認すること。




もしも次の波がきていたら、その時にできるだけ息を吸って水面に潜りじっとする。

この時は身体の中の酸素が十分でないことが多いので、酸欠状態にならないことを考えなければならない。

けっして身体をまだつかせて暴れないこと。

動けば動くほど、身体の中の酸素はなくなっていく。

そして自分の上から波が通り過ぎたら、片手を真上に上げて、水面を目指し浮上する。

腕を上げておくことで水面に。。。これはさっきも書いた。







まとめ


さて、予報では明日がデカ波になるゴールドコースト。

デカ波はチャレンジだ。

波に乗るためのスキルはもちろん必要だが、ワイプアウトでのリスクを最小限にするのも絶対に必要なことなのだ。

サーフィンをしている以上、さけては通れないワイプアウト。

もしもワイプアウトが怖いなら、そのコンディションではパドルアウトしないことだ。

しかしリスクを背負ってでもチャレンジしたい波があるなら、ワイプアウトの対策はしっかりとしておこう。

みんなここまで読んでくれた人なら言われなくても分かっているレベルのサーファーばかりだろうが、デカ波を前にして興奮が先走っているとついつい忘れそうになること。

それを思い出してもらうために書いておいた。

もちろん自分のためでもある。



デカ波は、どうか安全に楽しもう。








過去のデカ波記録



【波の伝説】レインボーベイの奥からの強烈なダブルオーバーヘッドのボミー。あの向こうのラインアップでかわされている、デカ波を待つサーファー同士のアイコンタクトの意味とは?
https://www.spirit-kooks.com/2018/03/surfing-snapperrocks-5-6ft.html
サーフィンブログ Spirit Kooks


【8ftサーフィン】人生で一番大きい波に乗った、3月15日のグリーンマウント
https://www.spirit-kooks.com/2018/03/surfing-8ft-biggestwave-inmylife.html
サーフィンブログ Spirit Kooks


【サイクロンGita】 Day5 バーレーヘッズで岩に打ち上がり、顔面強打で流血6箇所の洗礼を受けた朝
https://www.spirit-kooks.com/2018/02/cyclone-gina-day3-burleighpoint.html
サーフィンブログ Spirit Kooks






【ぼくの考え方に影響を与えた本】

引き寄せの法則に沿って自分が望む人生を手にすることができるのであれば、ぼくが望む未来には毎日好きなだけ波に乗れる。
そんなサーフィンライフの中で生きてたいって思ってるんだ。
それが半分以上は叶ってるからこそ、もっと強力なものにしていきたい。
だからこの本を読みました。











【サーフィンがもっと速くなる】

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